ナレッジグラフ推論チャレンジ2024
〜生成AI時代のナレッジグラフ構築技術〜を開催します
応募締切:2024/12/31
昨年度の様子

NEWS

2024/05/28
2024年度人工知能学会全国大会@浜松にて企画セッション「生成AI時代のナレッジグラフ」を開催し、本チャレンジについてもパネリストから紹介されます!
2024/05/21
今年度も大規模言語モデルを用いてナレッジグラフの構築技術を競う「ナレッジグラフ推論チャレンジ〜生成AI時代のナレッジグラフ構築技術〜」として開催いたします!

開催概要

近年,ChatGPTを始めとした大規模言語モデルを用いた生成AIの開発・利用は,人工知能の研究分野に限らず,広く社会で利用される技術として注目されています.また,知識工学,セマンティックWeb分野への応用においても大きな可能性があると考えられます.

 その一方で,言語モデルによって生成される内容には,出力内容の品質が保証されていないという,根源的な課題が残されています. なかでも,

  • ・正確性が保証されない(誤った内容が出力される場合がある)
  • ・根拠となる情報(出典)が暗黙的である(どのような情報を基にして出力されたのかが分からない)
  • ・再現性が担保されない場合がある(Webサービスとして提供されているモデルを使用した場合には,毎回,同様の内容が生成されるとは限らない)

といった課題は,我々がこれまでナレッジグラフ推論チャレンジにおいて,ナレッジグラフを用いた説明可能なAI技術の開発・共有に取り組んできた理由でもあります.

 そこで,2023年度よりナレッジグラフ推論チャレンジでは, ナレッジグラフと大規模言語モデルの双方を用いたチャレンジを開催しています.

 今年度においても,上述の課題への対策と評価に関する知見をコミュニティで蓄積するために,大規模言語モデルを用いたナレッジグラフの構築というタスクを課題として設定し,生成AI時代の新しいナレッジグラフ構築技術の開発を目指したチャレンジとして開催いたします.

開催内容

昨年度の開催報告:
古崎晃司, 江上周作, 松下京群, 鵜飼孝典, 川村隆浩, 福田賢一郎: ナレッジグラフ推論チャレンジ2023開催報告-生成AI時代のナレッジグラフ構築技術, 第62回人工知能学会セマンティックウェブとオントロジー研究会, SIG-SWO-062-13, pp.1-6, 2024.3


昨年度の応募作品一覧


これまでのチャレンジおよび応募作品一覧はこちらからご覧いただけます。

開催スケジュール

2024年5月28日 2024年度人工知能学会第全国大会にて開催案内

参加者各自でチャレンジに取り組んでください。

2024年12月31日 チャレンジ応募締め切り

2024年1〜2月頃(予定) 最終審査会・授賞式

お問合せ

kgrc@knowledge-graph.jp
人工知能学会・セマンティックウェブとオントロジー研究会・企画委員